« 『ダイハード3』ジョン・マクティアナン監督 | メイン | 『30婚 miso-com(1)』米沢りか »

March 28, 2006

『花のあと』藤沢周平

花のあと.jpg

【内容紹介】
娘ざかりを剣の道に生きたある武家の娘。色白で細面、けして醜女ではないのだが父に似て口がいささか大きすぎる。そんな以登女にもほのかに想いをよせる男がいた。部屋住みながら道場随一の遣い手江口孫四郎である。老女の昔語りとして端正にえがかれる異色の表題武家物語のほか、この作家円熟期の秀作7篇。

まさに悲哀溢れる人生絵図の世界!この時代に生きていなくても、こんなにこの時代の市井の人々の心意気を生き生きと描けるとはさすが藤沢周平の世界です!この時代の女性には何かものすごい深くて太い心根が在ることを感じます(`3`)落とし前の付け方もスゴイ!まさしく敵討ち!

どんな時代に生きてても強い男、強い女はカッコイイもんです。またこの本のタイトルも「花のあと」なんて渋くていいでござる。人生経験積んでないとそうそう付けられまいというタイトルですが、恋を描いてもセンチメンタルにならず、でも哀愁を感じさせる大人の時代小説!渋好きな方にはオススメの一冊でござりまする。

花のあと/藤沢周平 文春文庫 価格(税込)500円

投稿者 hon-no-mushi : March 28, 2006 10:16 PM

コメント

コメントしてください




保存しますか?