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September 6, 2005

『イグナシオ』花村萬月

イグナシオ.jpg

【内容紹介】
神父や修導士の厳しい監督のもと、社会から完全に隔離した集団生活―修道院とは名ばかりの教護施設で、混血児イグナシオは友人を事故に見せかけ殺害した。修道女・文子は偶然現場を目撃するが、沈黙することをイグナシオと約束する。"人を裁けるのは、神だけです。"静謐に言い放つ文子にイグナシオは強く女性を意識し、施設を脱走する最後の晩、初めて文子と結ばれる。そして、己の居場所を探して彷徨い新宿歌舞伎町に辿り着いたイグナシオは、新たな生活を始めるが…。芥川賞受賞作と対なす記念碑的名作、待望の文庫化。

「愛への渇望が生む性衝動と殺意…あまりにも純粋な愛と暴力の物語。」その通りザマス!!混血児の美しい青年イグナシオ(+_+)愛を知らずに育った青年は自分自身の中に沸き上がる渇望を押さえるすべを知らず、友人を殺害するという罪を犯してしまいます。シクシク(;_;)

しかし、修道女の文子との出会いによって女性への母への愛を少しずつ感じていくのれす!生々しいバイオレンスシーンもなぜだか淡々とした静謐な世界に見えてしまうのが、このイグナシオの世界観なのでしょうか!美しいイグナシオと静謐な世界観が、より青年の心の鬱屈を表現しているように思えました。しかししかしバイオレンスはイケマセンッッ!!!

イグナシオ/花村萬月 角川文庫 価格(税込み)580円

投稿者 hon-no-mushi : September 6, 2005 4:05 PM

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