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July 13, 2005

『少女地獄』夢野久作

少女地獄.jpg

【内容紹介】
可憐な少女姫草ユリ子は、すべての人間に好意を抱かせる天才的な看護婦だった。その秘密は、虚言癖にあった。ウソを支えるためにまたウソをつく。「夢幻」の世界に生きた少女の果ては…。

ドグラマグラ」で有名な夢野久作著の「少女地獄」というちょっとおどろおどろしいタイトルに惹かれ、その当時友達に借りて読んでみました。装丁の絵もかなりインパクトがあって、コレハきっと怖い内容に違いないとうすうす感じておりました。

主人公の姫草ユリ子は、すべての人に好意を抱かせる可憐で純粋な少女のハズでした。しかし!その純真で可憐な姫草ユリ子はウソで作り上げられた虚像だったのデス!そしてその自分でついた虚言に追いつめられ最後は死を選んでしまうのでした…。

悲しぃ~v(;_;)vと言いたいところなのですが、読み終わってまず「え!?ナンデ?みんなに本当の事言えばいいのに!」というのがアタシの感想でした。え~!!死ぬこと無いじゃん!!本当の事言ったらエエがな!!既に純真さも可憐さも失ってしまった人には理解できない内容なのかもしれませんv(+_+)vそっちの方が悲しぃっつの!!!

もしかしたら姫草ユリ子の自殺も虚言なのかもしれませんが、少女の理想だった「夢幻像」よりも、その少女のハートが理解できなくなっていた自分が悲しい限りです!そしてそんな少女の心を忘れてしまった自分が一番怖かったのでした…。ギャー!!!

少女地獄/夢野久作 角川文庫 価格(税込み)504円

投稿者 hon-no-mushi : July 13, 2005 7:52 PM

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