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May 17, 2005

『さようなら、婚約者』藤堂志津子

さようなら、婚約者.jpg

【内容紹介】
10年たったら真実を告白しよう。同性愛主義者(ホモセクシャル)と判った広樹を守るため、誰にも理由を話さず婚約解消した美樹。だが彼女は埋まらない心の欠片(かけら)を求めるように、広樹にプラトニックな恋心を抱き続ける。そんなとき居候先の卓兄さんの不倫に気づく。親友文沙子(ふさこ)と探り出した男の本心に揺れる2人……。恋愛長編。

一時期、藤堂志津子の本ばかり読んでいる時期があったのですが、ナゼなのか今考えても不思議です。この本はタイトルそのまんまの「さようなら、婚約者」のお話です。それじゃつまんねー!!とお思いでしょうが、内容紹介にあるように婚約者が同性愛者であるという部分が江國香織の「きらきらひかる」を連想させ、何か面白そうだったのです。

しかし、この婚約者!同性愛主義者ならお見合いすんなよ~。と設定からしてツッコミを入れたくなってしまいます。いつか告白するなら始めから言っとけや!!しかしそんな広樹にプラトニックな恋心を抱き続ける美樹!絶対に結ばれない恋愛設定だとせつなさが分かりやすく表現できるのれすね!しかしそんな広樹も同性愛主義者なのに最後は親友文沙子と結婚してしまいます!(←美樹ショック!)親友文沙子の気持ちは読んでも良く分かりませんでしたが、とりあえず美樹も文沙子も若いからしょうがねえという事のようです。

ちなみに美樹の居候先の卓兄さんも、不倫をしていたのですが、いつの間にか恋に一途な美樹を好きになってしまったようで、不倫を清算し、美樹に少しずつアピールしていこう。という所でお話は終了してしまいす。最後に居候先の卓兄さんが美樹の取った行動の真意を知り「きみはばかだ。」という所があるのですが、アタシだったら「オマエもな!」と言い返している事でしょう。ここで、「きみはばかだ。」と言われても「そうね、アタシはばかね。シクシク。」としおらしく浸れる性格でないと、この恋愛小説は理解できないのかもしれません!喧嘩っ早い人には向いてまセンv(`3`)v

さようなら、婚約者/藤堂志津子 講談社文庫 価格(税込み)490円

投稿者 hon-no-mushi : May 17, 2005 4:35 PM

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