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March 2, 2005
『G-戦場のマリア』上田美和

【内容紹介】
街角で聖書を売る、グロリア女子学院のミカ、真麻、たまる。清らかな神の使徒……なーんてことはなく、デートの資金稼ぎというわけサ。手段は懺悔するとして、愛する心は純粋、崇高。アヴェマリア聞きたまえ、恋に悩める乙女の祈りを……!
グロリア女子学院!←学校に教会アリ!そして制服が超カワイイ!これだけで乙女の心をわしづかみにしてしまう設定ですが、更に乙女の心を盛り上げる切ないお話になっています!切ないけどハッピーエンド!←これ大事!!!
主人公の「たまる」(←名前が変わっている事も重要!)は、幼なじみの芳也(歳は5コぐらい上のイケメン!)の事が密かに好きなのですが、姉も芳也が好きな事を知り自分の気持ちを隠そうとします。(←そうそうココは隠さないとダメです!)そしてある日姉が芳也と一緒に買いものに出かけ、デート中に事故にあってしまいそのまま帰らぬ人に!!(←少女マンガではこういう事がよく起こります!事故多発!)それを知ったたまるは、自分が芳也と幸せになったら姉に対して申し訳ないという罪の意識に苛まれ(←ココで苛まれないとイイ子という事ににならないので率先して苛まれます。)芳也を避け、願掛けに髪を伸ばし始めます。(←乙女のたしなみザ・願掛け!イイッスイイッスついでに小指の爪なんかもガンガン伸ばしちゃって下さい!)
そしてたまるに避けられていると感じた芳也は、無意識のうちに女を取っ替え引っ替えしてしまいます!(←コレは「たまる」でなければどんな女でも同じという事を遠回しに表現しております。そして取っ替え引っ替えできるぐらいイケメンでないとダメです!)それを見たたまるは「芳也なんてロクデナシよ!」と思い込もうとします。(←無理しちゃって!ホントは好きなんでしょ?という乙女の心の声が聞こえて来ます。)しかし、事あるごとにお店などではち合わせしてしまうたまると芳也!(←これって運命!?ハイ、出ました!乙女のたしなみ2!ザ・運命!みんなイイ男とは運命で結ばれていたいのです!苦労しないでガッチリキャッチしたいのです!)そしてたまるに迫る芳也!←キャー!こういう場合男子は決して諦めてはいけません!イヤヨイヤヨも好きのウチ!格好いい芳也に迫られ続け→でも拒み→迫られ→拒みを何度も繰り返し、乙女達の期待が最高潮に達した所でハッピーエンドになるのです!正にグランドフィナーレ!その上ちょうど良くクリスマスだったりしちゃってモォー!!!
乙女のハートをキュンとさせるには、二人の間に程良い障害がある事が大切です。「G-戦場のマリア」の場合はお姉ちゃんが好きな人とデート中に事故死してしまい、自分が好きな人と幸せになるのは悪いことだと思い込んでしまうという所にあります。でも実は姉は亡くなる前に芳也に「たまると幸せにね」って言って亡くなっていた事が判明!そして晴れて二人は結ばれるのです!姉が一番イイヤツじゃっっ!!!
「G-戦場のマリア」は、せつない、甘酸っぱい、キューン、という正に乙女の願望が詰まった物語なのです!1989年発行なので既に絶版になっているようですが、興味のある方は是非!ちなみにこんな純な物語を書いていた著者も、時代の流れに合わせる為か画風も物語も今っぽく変化しているようです。色黒の女の子が出てくるし!現在刊行されている「ピーチガール」と比べてみるとより面白いかも!?マンガ家も流行商売という所があるのでしょうか?そこを行くといつまでも画風が変わらない「王家の紋章」恐るべし!
G-戦場のマリア/上田美和 講談社コミックスフレンド 定価(税込)398 円
投稿者 hon-no-mushi : March 2, 2005 9:18 PM
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