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February 23, 2005

『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月

冷たい校舎の時は止まる.jpg

【内容紹介】
ある雪の日学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない玄関の扉、誰も来ない校舎。謎を追ううちに彼らは気づく。学園祭で自殺した級友の名が思い出せない…死んだのは誰!? 第31回メフィスト賞を受賞した学園ミステリー。

結論から言うと、期待はずれでした。

当初、webか何かの書評で大絶賛されていたのと、装丁がなかなか良いと思って、本屋で上巻を購入…。おお、噂に違わないでなかなか面白いではないですか!さすがメフィスト賞受賞作ですな~!と思って、上巻を読み終えた後、中巻と下巻を購入。著者が登場人物の名前と同一だったり、仲良しの男友達が博嗣とは、森博嗣を意識してるんだとしたらそれはなかなか洒落が効いてます。

がしかし、中巻から下巻にかけての登場人物の心理描写がどうにもこうにも長すぎて読むのが辛い…。登場人物もありがちな性格なので、2人くらい削っても問題無かったんではないか。一応、ミステリなので謎は解決して終わるのだが、いまいちスカッとしないのは、もう高校時代を遠く過ぎ去って久しいからか?もしくは学生時代にそんなに悩まなかったからなのか?

たぶん、この小説はリアルタイムで高校生or中学生の人が読むと共感出来る部分が多い分だけ、大変面白く思えると思うけれども、わざわざ上・中・下として刊行した講談社には、「どうにかして本を買わせたい」という思惑が見えて残念であります。(文責:c/d)

冷たい校舎の時は止まる(上)/辻村深月 講談社ノベルズ 価格819円(税込)

投稿者 hon-no-mushi : February 23, 2005 11:13 PM

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