January 29, 2005
『だめんず・うぉ~か~』倉田真由美

「おいおいほんとにこんな男居るのかよ」とツッコまずには居られない、雑誌SPA!連載コミックからの漫画単行本。大ヒットしておもちゃや、TV番組まで出演してました。内容はと言うとライトなタッチの漫画ですが、詐欺のような男やヤリ捨てなど当たり前、DVで済めばラッキー、貢いで貢いでのお返しがたったの100円のプレゼントでも大満足してしまう…。ああ、こんな女神のような女が世の中に「意外とたくさん」居るからこそダメ男達は生きていけるのです!恋愛の神様は良くバランスを考えてます。
この本を読んだからといって、ダメ男を掴まないようになれるかと言ったらそうではなく、ある意味「こんな私を笑ってよ」感というか、それでも私たちは頑張ってますっていう感じの自虐エンタテインメントとなっています。1巻から読めば出てくるメンバーの変遷(ヨーコ会長はほんと美人です。オーバー30とはとても思えない。)が見れて楽しいですが、5巻くらいからは恐ろしい事にこの手の話に慣れてしまってちょっと食傷気味になってしまうのが難点か。
くらたまのどっちが委員会!?も読みましたが、ありゃ、くらたまとヨーコ会長が離婚していたとは。我々が祈れるのは二人がこれ以上だめんずには捕まらないように…。男女ともたのしく読める漫画です。(文責/c:d)
だめんず・うぉ~か~/倉田真由美 SPA!Comics 価格(税込)900円
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January 27, 2005
『恨ミシュラン (上)』西原理恵子・神足裕司

【内容紹介】
評判の名レストランがなんだ、噂のお店がどうした…。サイバラとコータリの二人は何を見、何を食べ、何を飲み、何を描き、何を書いたか? 一般人必読の名店ガイド。この本のスパイスはきつめです。
本のタイトル通り、名店と言われるお店を食べ歩いて「恨み度」でお店を採点したグルメガイドです!お店にしてみればそれこそオソロシイグルメガイドでしょうが、お客となる私達にとってはかなり参考になる本です。(といっても高級店が多いので参考にしても行けませんが・・。)
「恨ミシュラン」が発刊されたのは1993年なので、バブルがはじけて今はもう無いお店も載っていますが、今読むとただのグルメガイドとしてだけでなく、何かサミシイ時間の流れを感じさせる本となっているような気がしました。(「あのお店は今!?」状態です。)
しかし、西原かあさんの凶暴さは当時も今も全く変わっていません!西原かあさんステキ!!!
恨ミシュラン (上)/西原理恵子・神足裕司 朝日文庫 価格(税込)735円
投稿者 hon-no-mushi : 12:15 PM | コメント (0) | トラックバック
January 26, 2005
『ディープ・ブルー』アンディ・バイヤット監督

【内容紹介】
地球の表面積の7割を占める海の中やその周辺で生きる生物と、多様な表情を見せる海そのものを被写体として構成されたドキュメンタリー作品。制作に7年を費やし、ロケ地は実に200カ所を数えた、壮大なスケールの映像スペクタクル。
野生動物好きとしてはこちらの「ディープ・ブルー」も見逃せません!ヴァージンシネマズ六本木ヒルズで見たのですが、こういうスケールの大きな映像は大画面で見るのが一番です。「ディープ・ブルー」はナレーション付きなので、うっかりリラックスして眠くなる事もありませんでした。
シャチがクジラを襲って食べてしまう場面にはかなりビックリしましたが、コレも自然の掟シカタナシと納得して見ました。また、深海魚が出てくる場面があるのですが、コレマタ見たことのないようなお姿で、いきなり画面に出されるとちょっとギョっとします。深海は暗いから「まぁいいや~どうせ見えないから分かんね~」と油断していてあのようなお姿に!?
コレを見なかったら一生知らなかった野生動物もいたことでしょう。ありがたいことです。先日3チャンネルの「オーストラリア奇跡の動物たち(BBC制作)」という番組を見ていたら、「アレ?何かコレ見たことあるゾ。」という映像が沢山出てきました。良く考えてみたら「ディープ・ブルー」はBBCのドキュメンタリー映像を元に作られていたので、NHKで同じような映像が放送されていてもおかしくないのですね。
しかし、何かソンしたような気が・・・。どうせならNHKで放送しない映像を集めて映画にして欲しかったデス。驚異の映像を2回見られたと思えばそれはそれで良いのですが。
ディープ・ブルー スペシャル・エディション 価格(税込み)4,935円
投稿者 hon-no-mushi : 11:51 AM | コメント (0) | トラックバック
『アトランティス』リュック・ベッソン監督

【内容紹介】
数々のヒット作を世に放つリュック・ベッソン監督が、海への深い愛情をうたい上げたイメージ映画。“愛”“嫌悪”“優しさ”などのエピソードに分けられ、魚たちの動きや海の表情を美しい映像で描き出していく大海の野生生物たちへの賛歌。
野生動物好きとしてはゼヒ観ておきたい1本です。フロリダのマナティ、バハマのイルカ、オーストラリアのホホジロザメ、セイシェルのウミヘビ等の野生生物たちの優美な姿が音楽とともに美しく映像化されいます。ナレーションもなく、ただただ野生生物たちの個性溢れる姿が音楽とともに映し出されていて、なんとも言えない幻想的な気持ちにさせてくれます。
ただ、ナレーションが無い為うっかりボーっと見ていると、音楽と映像の美しさに気持ちがリラックスし過ぎて睡眠が誘発される恐れアリ!(-_-)zzz
投稿者 hon-no-mushi : 11:06 AM | コメント (0) | トラックバック
『ソロモンの指環―動物行動学入門』コンラート・ローレンツ(著)、日高敏隆(翻訳)

【内容紹介】
生後まもないハイイロガンの雌のヒナは、こちらをじっとみつめていた。私のふと洩らした言葉に挨拶のひと鳴きを返した瞬間から、彼女は人間の私を母親と認め、よちよち歩きでどこへでもついてくるようになった…"刷り込み"などの理論で著名なノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、けものや鳥、魚たちの生態をユーモアとシンパシーあふれる筆致で描いた、永遠の名作。
友達に勧められて購読しました。動物行動学入門と聞くとムズカシイ内容を想像してしまいますが、読んでみると動物好きのローレンツ博士が純粋に動物の行動を観察し、考察した内容となっていて、ナルホドナルホドとわくわく動物ランドを見ているような気分にさせてくれる本でした。
身近にいるハズの動物についても、人は知らない事だらけなのですね。ここはひとつ動物行動学者ローレンツ博士の動物を愛する優しい考察を聞いて、動物に対する考えを再考してみるのがいいでしょう。きっと明日から考えが変わる気がしました。ローレンツ博士エライ!!!
ソロモンの指環―動物行動学入門/コンラート・ローレンツ 早川書房(ハヤカワ文庫NF) 価格(税込)735円
投稿者 hon-no-mushi : 10:39 AM | コメント (0) | トラックバック
January 25, 2005
『第七の封印』イングマール・ベルイマン監督

【内容紹介】
巨匠イングマール・ベルイマンがペストが蔓延し魔女狩りが横行する中世を舞台に、宗教に回答を求める騎士の姿を描いた人間ドラマ。10年間の十字軍遠征に疲れ果てた騎士が帰路で死神に会い、チェスの試合に挑む。魔女の死刑や手品師夫婦などを通じ、善悪、生と死、信仰などの問題を追求する哲学的ドラマ。死神の姿などハリウッドで引用されるほど有名なベルイマンの代表作。 カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作。
中世ヨーロッパが好きだったのとジャケットのアヤシイカッコ良さに惹かれて見ました。高校時代に見たので、ハッキリ言って内容を見てもチンプンカンプンでしが・・・。自分の中に宗教についてのバックグラウンドも全く無く、内容を深く掘り下げて見るという事が全く出来ませんでした。オヨヨ。
今見たらきっともっと色々感じられたのだろうと思いますが(そう思いたいデス。)若い時に好奇心だけで見てもダメですね!大人のエスプリというものが全く分かりませんでした!ウワーン!
ただこのブログを書いていて、「英国式庭園殺人事件」のピーター・グリーナウェイ監督について調べていた時、監督のプロフィールに【'60年初頭にイングマール・ベルイマンの「第七の封印」('56年)に出会い「画家と映画作家の両方であり続けること」を決意。数字やシンメトリーを多用した実験的な作品を作り始める。】とあったので、ピーター・グリーナウェイ監督作品の次にイングマール・ベルイマン監督作品を選んだ自分は、内容は理解できないまでも同じ雰囲気の作品を嗅ぎ分ける事はできたのね(←なぐさめ)とちょっとだけ嬉しくなりました。
投稿者 hon-no-mushi : 4:32 PM | コメント (0) | トラックバック
『LOVE&FREE』高橋歩

【内容紹介】
南極から北極まで気の向くままに数十カ国を旅して歩いた、約2年間の世界一周冒険旅行の記録。放浪しちゃえば?サンクチュアリ出版を辞め、噂の美女「サヤカちゃん」と結婚、共に世界一周冒険 旅行に出た。 そして世界30カ国を放浪してきた高橋歩が2年ぶりに帰国。南極から北極まで気の向くままに歩き、胸に溢れるオモイを愛用の「ピカチュ-自由帳」に書き殴り、目に映る「いいじゃん!」って心で感じたシーンを切り取った。何千何百もの写真と言葉から選び抜かれた、ベストセレクションブック。読めば絶対、海を越え世界に出たくなる! 放浪しちゃえば?
高橋歩著2冊目です。「夢を叶える旅に出ろ」と言っていた著者が、今度は「放浪しちゃえば?」という言葉通り、世界を放浪しちゃった本です。しかも美人妻と共に!(←ここで既に夢を叶えている気が!)
今回も若干ハズカシイ言葉連発ですが、今回は美人妻サヤカちゃんが一緒なのでそれも仕方ないでしょう!しかし著者のこの行動力はスゴイです。自分で何でも出来ると自信を持っているからこそできる事でしょう。ウラヤマシイ。
でもやっぱり「ヨッシャ放浪しちゃうか!」という気持ちにはなれませんでした。
旅行だったら出来るけど、放浪するにはかなりの勇気が要るのでありますo(`3`)o(※放浪:あてもなくさまよい歩くこと。さすらい。)
LOVE&FREE/高橋歩 サンクチュアリ出版 価格(税込)1,365円
投稿者 hon-no-mushi : 1:37 PM | コメント (0) | トラックバック
『サンクチュアリ―夢を追い続けた堕天使たちの「旅」の記憶 』高橋歩

【内容紹介】
サンクチュアリとは、本のタイトルや会社の名前ではない。サンクチュアリとは、生き方のスタイルである。「夢を叶える旅」に出ろ!自由であり続けるために。自分であり続けるために。夢を叶える旅人たちに贈るビジュアル・スピリッツブック。(※sanctuary:神聖な場所、聖所、聖域)
転職したいなーと思っていた時期に本屋でこの本を偶然発見し購入しました。自分を勇気付けられそうな本を読んで、気持ちを盛り上げて転職せねば!とトンガッテいました。若かったなぁ・・・。
タイトルにある「堕天使たちの」という部分がかなりハズかしいのですが、著者は人が恥ずかしいとかクサい事言ってるなーと思う事を次々と躊躇なく書いていて、カッコつけている事を隠していない分、素直にそうだ!と思える本でした。(※堕天使:キリスト教で、悪魔のこと。神の試練に堪えきれず下界に堕(お)とされた天使)
しかしこの本を読んでどんなに心を勇気付けても、「ヨッシャ夢を叶える旅に出てくるかー!」という軽い気持ちにはやっぱりなれませんでした・・・。気持ちだけ盛り上げてもダメなのですねv(`3`)v
サンクチュアリ―夢を追い続けた堕天使たちの「旅」の記憶/高橋歩 サンクチュアリ出版 価格(税込)1,260円
投稿者 hon-no-mushi : 12:04 PM | コメント (0) | トラックバック
January 24, 2005
『迷宮のヴェニス』ポール・シュレイダー監督

【内容紹介】
イタリアの古都を訪れた英国人カップル、コリンとメアリは、道に迷った夜ロベルトという地元の男と知り合った。ロベルトの家に招かれ、体が不自由な妻キャロラインに紹介された二人は、自分たちが奇妙な罠にはまったことを知る。幻想と現実がとけあう街で異常な愛の迷宮に囚われた男と女。
かなり昔に見た映画ですが、その後味の悪さは今も忘れられません・・・。ものすごく簡単にいうと、「英国人カップルヴェニスに旅行に行く」→「ヴェニスで変態夫婦と出会う」→「ワァ大変!」といった映画なのですが、ヴェニスで出会った変態夫婦の夫役をクリストファー・ウォーケンが演じていて、役にハマり過ぎているウォーケンが恐すぎました!その後やっぱりウォーケンがキライになりそうになりました。
変態夫婦が巻き起こす物語なので、何でこうなってんだ?と理解しようとしても、やっぱり変態夫婦の考えは到底理解できず、「オイオイ話まで迷宮入りかよ~」(←ウマイ!)という後味の悪さを残して終了しました。
ウォーケン恐すぎ!
投稿者 hon-no-mushi : 3:52 PM | コメント (0) | トラックバック
『秘密―トップ・シークレット 』清水玲子

【内容紹介】
変死を遂げた米大統領、自殺した連続殺人犯…。彼らの脳に遺された映像が語る「秘密」とは…!? 大幅加筆の上、シリーズ第1作より収録!! 2001年12月刊。
何か漫画が読みたいなーと本屋さんをブラブラしていたところ、まだ読んだことの無い清水玲子の漫画を発見し、1・2巻を購入しました。
あらすじが書いてなかったので、一体どんな話かも知らずに買ったのですが、家に帰って読んでみてギョエービックリ!絵はとっても美しいのですが、脳ミソ飛び出し図などグロい画面が満載でした。しかも所々に苦手な蜘蛛の絵が~!!!絵とは分かっていても蜘蛛ページはもう2度と開けません・・・。
話は近未来SFで、犯罪捜査の為に死者の脳から記憶を読取り(←ココがスゴイ。)犯人を追い詰めて行くという設定でした。近未来のハイテク捜査のお話なので、随所にパソコンが出てくるのですが、コンピューターに詳しい人から見ると、ココに出てくるコンピューターは現代でも既に古い!とのご指摘でした。揚げ足を取るようですが、こういうトコロをいちいち発見してヨロコブのが漫画の醍醐味でございます。
秘密―トップ・シークレット/清水玲子 白泉社(Jets comics) 価格(税込)710円
投稿者 hon-no-mushi : 2:56 PM | コメント (0) | トラックバック
January 23, 2005
『Tokyo Generation』小林紀晴

【内容紹介】
物語を失った街・現代の東京に、中上健次、寺山修司ら夭折の作家たちが紡いだ夢を交錯させ、言葉×写真のコラボレーションで、過去と未来、夢と現実の狭間に、青春という幻影だけを甦らせる。
トウキョウジェネレーションか~田舎モンには関係ねーべさと思いつつ、表紙からして何となくオシャレそうだったので購入。(←これぞ田舎モン!)著者は「アジアン・ジャパニーズ」で有名になった人だとは知っていたのですが、本は読んだ事が無かったのでずっと写真家だと思っていました。写真家なだけでなく作家でもあったのですね。
本を読み終わった後に内容紹介を見て初めてこの本の趣旨が少し分かりました!(←遅い!)全編に渡ってセンチメンタルな感じは受けていたのですが・・・・・。ウ~ム・・・。
内容が難し過ぎてこれ以上感想が書けませーーーん!
トウキョウジェネレーションを理解するにはやっぱり田舎モンには無理でした・・・。
でも著者は長野県出身だったような・・・。
Tokyo Generation/小林紀晴 河出書房新社 定価(税込)1,890 円
投稿者 hon-no-mushi : 2:14 PM | コメント (0) | トラックバック
『少年とアフリカ』坂本龍一・天童荒太

【内容紹介】
『永遠の仔』をめぐって出会った二人による対話音楽、映画、小説の話題から、犯罪に走る少年たちの孤独と絶望へ。最前線を行く二人の表現者がとことん語り合ったスリリングな一冊。文庫化にあたり新たに一章を追加、9・11以降の世界の諸相を縦横に語り合った2004年バージョン。
坂本龍一ファンとしてはゼヒ読んでおきたい1冊です。「永遠の仔」で有名な天童荒太との対談形式になっております。坂本教授は自分の思うままに正直にサカモト節を連発させていて、そうかそうか教授はそう考えているのか!と納得できたのですが、天童荒太は自分が坂本教授ファンなせいか、坂本教授の意見を肯定し過ぎてしまっている所が残念でした。
坂本教授好きで崇拝しているのは分かりますが「おーい天童荒太~もっと自分を出してくれ~!」とナゼか変なエールを送りながら読んでしまいました。でも確かに坂本教授はサイコーです!!!(←自分が崇拝し過ぎか!?)
少年とアフリカ/坂本龍一・天童荒太 文春文庫 定価(税込)600円
投稿者 hon-no-mushi : 1:26 AM | コメント (0) | トラックバック
January 21, 2005
『SPACE ADVENTURE COBRA 』寺沢武一

【内容紹介】
正統派宇宙海賊コブラが、相棒レディと銀河を駆けめぐるアクション&アドベンチャー!寺沢武一の代表作。
「COBRA」!そのリアルアメコミタッチな描写力に圧倒され、憧れました!このオールカラー版ではコブラの魅力をますますリアルに感じる事ができます。コブラの相棒レディ(←ネーミングも最高!)やその他のお姉ちゃん達のボンデージっぷりがカッコイイのです!
毎回そんな薄着じゃケガするヨー!と思いながらもそのカッコ良さに惚れ惚れしてしまいます。特にレディがコブラに「サイコガンは心で撃つのよ!」と言うシーンにはズギューンとヤラレました!また、本当はコブラは美青年なのに、追っ手から逃れる為にわざとブサイクに整形しているという所にもグッと来ました!(整形前の顔はボンジョビ風です。)
随所にちりばめられているコブラのニクイセリフが、これぞ渋い男!!!と思わせます!その渋さはルパン三世にも近いものを感じますが、こんなに渋くてイイ男がいたらゼヒともお目にかかりたいものです!!!「サイコガンは心で撃つのだー!」
SPACE ADVENTURE COBRA/寺沢武一 集英社(ジャンプコミックスデラックス) 価格(税込)1,530円
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January 20, 2005
『ヘヴィメタル』ジェラルド・ポタートン監督

【内容紹介】
アメリカでカルト的人気を誇っているアダルトコミック誌「HEAVY METAL」を基に作られたオムニバス形式のアニメ。時間・空間、次元を支配する悪の化身“ロック・ナー”が過去・現在・未来とさまざまな時空で引き起こす不思議でクレイジーな7つのエピソードの結末は?SF、アート、アドベンチャー等の要素を盛り込んだ衝撃的な内容と、アニメとロックを見事に融合させた前衛的でエロティックな映像が評判を呼んだカルト・アニメーション。
「スペースアドベンチャーコブラ」みたいな内容かなと思って借りたのですが、コブラよりも絵はもっとアニメタッチでありました。主人公の少女が様々な場面で悪の化身“ロック・ナー”と対決し、話が進んで行きます。
ヘヴィメタルなだけあって、ロック・ナーと対決する場面では少女がボンデージ姉ちゃんと化し、剣を持って戦います!オイオイそんな薄着じゃケガするゼー!と思いますが、そこはロックなのでいいのです。そしてアメリカなのでセクシー万歳なのです。
ボンデージ姉ちゃん姿で戦っていても、話の最後はファンタジックに終了致しました。「ヘヴィメタル」日本では作れない(作られない?)アニメーションであります!
ヘヴィメタル コレクターズ・エディション 価格(税込)2,090円
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『忍者無芸帳―眠れる森の忍者』いしいひさいち

バイトくんがあまりに面白かったため、バイトくん3巻を買おうとしたらなかなか本屋に見つからなかったため、同じ場所にあったこの漫画を購入。というかこのいかにもやる気の無さそうな忍者のイラスト→面白そう→即購入。
最後の解説には当時流行った忍者ブームへの「ほんとかよ」というのを漫画にしてあると書かれていたけれども、それを知らなくても十分楽しめる一冊。もはや説明不要。忍者のセリフやネタもさることながら、この単純な「凶眼」忍者のイラストだけで笑ってしまうのはなんでだろう…。いしい先生、B型平次もそのうち買って読ませて頂きます。(文責/c:d)
忍者無芸帳―眠れる森の忍者/いしいひさいち 双葉文庫―ひさいち文庫 価格(税込)600円
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January 18, 2005
『バイトくん』いしいひさいち

どこからともなく天からの啓示が舞い降りて、突然閃いて買ってしまった、4コママンガ。それこそ、巨匠いしいひさいち先生のデビュー作でありました。朝日新聞では「ののちゃん」を連載しているものの、これと「となりの山田くん」以外に知らないので、いったいどんなマンガなのだ…と期待して読んでみると、これがエスプリの効いた最高の大学生ネタ4コママンガでありました!いやほんと面白い!
今時、三畳一間トイレ風呂別なんてどんなビンボー大学生でも住みません!しかしこの時代はそれがノーマルであったんでしょう。まさに「清貧」とはこのことです。持ち上げてはいますけど、いや、頼まれたって、三畳一間には住めませんよええ。食事だってほとんど食事とは言えないようなネタが書かれています…こんな生活出来ません…。生活自体がネタになるとは時の流れは早いものです…いや、別にそんなことはないか、この漫画が書かれたときもネタだっただろうなあ。
ちなみにバイトくんはそんなにバイトしてません。でもニートじゃないんです。そして、このマンガを買う時は、双葉コミック文庫を探さないように注意!まぎわらしいよ~>双葉社(文責/c:d)
バイトくん1~3/いしいひさいち 双葉文庫-ひさいち文庫 価格(税込)600円
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『南瓜とマヨネーズ』魚喃キリコ

【内容紹介】
あたしはあの人を好きなままでいた。あたしは恋人のせいちゃんと一緒に暮らしてる。いろいろ問題もあるけど、せいちゃんは優しくて愛しい存在だ。なのにある日、あたしは街で突然昔の恋人ハギオに出会ってしまったのだ。好きで好きでしょうがなかった、あのハギオに…。リアルで切ない恋愛長篇。
若者に流行っているオサレなマンガを読んでみたくて購入致しました。やはり昔の少女漫画とは違い(←当たり前)リアルな恋愛マンガとなっていましたが、自分が古風なせいなのか、今のリアルがリアルに感じられませんでした!エーン!
特に彼氏の為に援助交際をしてしまう場面等はナゼッ!!と疑問ばかり浮かんで来てしまい、そんな事しちゃイカーン!とお父さんのような叫びをコダマさせておりました。
あと、昔の少女マンガだったら、きっと「ハギオ」(←そしてカタカナ)というネーミングも無かった事でしょう。「萩尾」ではなく「ハギオ」そこに今のヤングカルチャーを見た気が致しました。(ハギオは名字ではなく名前だったのか??)
投稿者 hon-no-mushi : 5:17 PM | コメント (0) | トラックバック
『バカドリル 頭痛』天久聖一・タナカ カツキ

【内容紹介】
大好評を博した“バカドリルシリーズ”の第3弾!憧れの先輩図鑑、彼にアタック大作戦、まちがった一本足打法、魚の新鮮さを保つには?、どこでも簡単!健康作りなど、味わいのある奥深いギャグが満載で、笑いの豊かさを満喫できます。その上、なんと、70ページの豪華な書き下ろし巨編「妄想巨人一阪神戦」(車京ドーム30の秘密、変化球<サザエ>の握り方ほか)を収録した、とってもパワフルなバカドリルの登場です!
本の帯にあるように笑って、あきれて、関心しました!どんな思いつきでも突き詰めて考え続けると面白い答が出てくるのだなーと関心致しました。くだらない事をあきらめないで考え続けることが豊かな笑いに繋がるのだ!と勇気をもらえる本でもあります。
ちりも積もれば山となるのように、くだらない事を積もる程考え続けて豊かな笑になるのなら、くだらない事だと分かっていても続ける勇気が出てきます。ただ、そうやって勇気ばかり出したって、続けるしぶとさがなかったらただの勇気バカになっちゃいますけどねー!!ウワ~ン!バカー!!!
バカドリル 頭痛/天久聖一・タナカ カツキ 扶桑社文庫 価格(税込)540円
投稿者 hon-no-mushi : 3:23 PM | コメント (0) | トラックバック
『ベイビー・オブ・マコン』ピーター・グリーナウェイ監督

【内容紹介】
金もうけのために救世主にされる赤子の芝居を見物していたメディチ家の若者は、物語にのめりこむあまり劇に干渉し始める。虚実交錯する地獄絵図。グリーナウェイ独特の世界。
よせばいいのにピーター・グリーナウェイ監督3作品目「ベイビー・オブ・マコン」!今回は内容紹介を先によーく読んでから観賞したので、前回より意味は分かりましたが、映像がまさに地獄絵図と化しておりまして、最後まで見るのはなかなか気力が要りました。
映画評論家の淀川長治さんがおっしゃているように、まさに中世イタリアの地獄絵美術映像が繰り広げられていましたが、地獄絵図の中の独特の映像美が人間の業を怪しく描き出していて、見た後になんともいえない後味の悪さは残りますが、コレが難解と言われるこの監督の作品の持ち味なのかなと思いました。
よせばいいのにシリーズ3作品目(←勝手にシリーズ化)にしてやっと感想らしい感想が書けた気がしましたが、グリーナウェイ監督作品の後味はなかなか引きずるものがあるので、連続して見るには気合が必要であります!
投稿者 hon-no-mushi : 2:52 PM | コメント (0) | トラックバック
『プロスペローの本』ピーター・グリーナウェイ監督

【内容紹介】
グリーナウェイが、シェークスピア最後の戯曲『テンペスト』を題材にして撮った復讐劇。かつてミラノの大公だったプロスペローは、12年前、ナポリ王アロンゾーと共謀した弟アントーニオに公国を奪われ、ミラノを追われてヨーロッパから遠く離れた絶海の孤島に15歳になる娘ミランダと共に静かに暮らしていた。その後、彼はその長い歳月の中、友人ゴンザーローが彼に託した24冊の魔法の本を読み耽り、偉大なる力を身に着けていた。そして公国を強奪した宿敵を倒す復讐劇の創作を始める……。
よせばいいのにピーター・グリーナウェイ監督作品2本目観賞!前回の「英国式庭園殺人事件」では完敗したにもかかわらず、果敢にも「プロスペローの本」に挑戦。言うまでも無くシェークスピアの戯曲「テンペスト」なんて読んでいないので、内容を理解することは残念ながら今回もできませんでした。涙・・・。
見始めてすぐにエ?ココどこ?という疑問が浮かんできましたが、そうこうしているうちに幻想的な映像がめまぐるしく繰り広げられ、どこでもいいやーキレイ~豪華絢爛~妖艶~
などとぐるぐる思っているうちに終了してしまいました。
今回も見たままの感想しか無い自分にガックシですが、映像は不思議かつ幻想的で1度は見る価値アリだと思いました。
投稿者 hon-no-mushi : 12:25 PM | コメント (0) | トラックバック
『英国式庭園殺人事件』ピーター・グリーナウェイ監督

【内容紹介】
グリーナウェイの長編劇映画第1作。舞台は17世紀、名誉革命後の英国。画家ネヴィルは名門ハーバート家の夫人に、屋敷の絵を12枚描くように依頼され、指示通り描き進めていくが…。
特異な作風により欧州でカルト・ムービーとして熱狂的に支持されたというピーター・グリーナウェイ監督の『英国式庭園殺人事件』。タイトルと怪しげな雰囲気に惹かれて見ました。
確かに全編に渡ってとても怪しげでした、が!そこはさすがカルト・ムービーとして支持された映画です!「ヴァン・ヘルシング」のように何も考えないで油断して見ていると、ホントに何にも分かりません!何の詮索もせずに見ていると本当に英国式の庭園で殺人が起こった話で終了してしまいます。
結局考えたトコロで、私の脳ミソでは何も理解できませんでしたが、ただ一つ庭園にある銅像がたまに動くのだけは「ナニッ!」と気になりました。時々銅像が窓からコチラを覗いていたりしてムムム!コレハ・・・と頭の中でぐるぐる詮索してみましたが、結局そのぐるぐる思考のまま終了してしまいました。残念無念。
このままでは感想も何もあったもんじゃありませんが、マイケル・ナイマンが担当しているこの映画の音楽「羊飼いにまかせとけ」はなかなかお勧めです。
ピーター・グリーナウェイ DVD-BOX 定価(税込)16,380円
投稿者 hon-no-mushi : 11:33 AM | コメント (0) | トラックバック
January 17, 2005
『李歐』高村薫

【内容紹介】
李歐よ君は大陸の覇者になれぼくは君の夢を見るから――
惚れたって言えよ――。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに22歳。しかし、2人が見た大陸の夢は遠く厳しく、15年の月日が2つの魂をひきさいた。『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。
ハイ!惚れました!まず「美貌の殺し屋」の時点で惚れました!実際に美貌の殺し屋が居たらその時点で逃げますが、コレハ小説なのでよいのです。
内容はまさしく美しく壮大な青春の物語なのですが、李歐と吉田一彰の友情がこれ以上ない程熱すぎて、こういう男同士の友情はありえるのかしら?と男の人に聞いてみたくなりました。女性作者ならではの男の友情の描き方なのかなと思いましたが、リアリティがあって美しければよいのです!
先日3チャンネルのETV特集 「阪神淡路大震災から10年・作家・高村薫・思索の旅」で阪神淡路大震災を経験してから、今まで書いてきたような小説に興味が無くなったというような事をおっしゃっておられました。小説よりも普通に生活している人々の人生の方がより重いと思われたのでしょうか。これからも地道に一生懸命生きている人々の物語を自分の信念に従って描きたいと語っておられました。
どんなに作風が変わろうとも、これからも今後の作品を楽しみにしております!
投稿者 hon-no-mushi : 5:16 PM | コメント (0) | トラックバック
『少女革命ウテナ』さいとうちほ・ビーパパス

【内容紹介】
転校生天上ウテナの痛快活劇ロマン!両親を亡くした6歳のウテナの命を救ってくれたのは、バラの香りのする王子様。それから7年、毎年届くバラの刻印の手紙に導かれウテナは鳳学園に転校。「バラの花嫁」姫宮アンシーをめぐる決闘に巻き込まれてしまう
「少女革命ウテナ」はTVアニメでも放映されていたようなのですが、チラッとTVで見かけた時にさいとうちほの絵に似ているなーと思っていたら、ナントさいとうちほの絵でした。
さいとうちほは少女コミックなどに連載していたので昔は良く読んでいましたが、ついにTVアニメ界に進出か!?と思い気になっていたところ、たまたま「少女革命ウテナ」の文庫を借りる事ができたので早速どれどれと読んでみました。
登場人物の名前からして一体ナニジンなのですか?という疑問が早速沸いて来ましたが、そこはさすが少女マンガ!女子のハートをがっちり掴むネーミングです!また、学園物にもかかせない美少年達(でもみんな25歳以上に見える!)がワンサカ出てきて主人公と共に痛快活劇ロマンを演じてくれます。「バラの香りの王子様」(体臭がバラの香りなのか!?)や「バラの刻印の手紙」はたまた「バラの花嫁」等々、女子には垂涎のストーリーとなっております。
特に印象的だったのは、「生徒会長は大統領と同じ!」(おお!そうであったか!)というセリフでした。主人公のウテナは生徒会でも剣で戦ったりして学校行くのも命がけで大変なのですが、恋に青春に命をかける少女漫画の根本は昔から変わっていないのだなぁとしみじみ感じました。
少女革命ウテナ/さいとうちほ・ビーパパス 小学館文庫 価格(税込)630円
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『新・タケコさんの恋人』望月玲子

【内容紹介】
恋愛・仕事・趣味の道。悩みつ、戻りつ、ススメ!煌(きらめ)く女性たち!!夢に恋に仕事にと、一所懸命に追っても満足にこなせず、壁にぶつかるのが20代の常。タケコさんの下(もと)に配属された有望新人3人も落ち込み気味。けれど、辛苦は全て自分を育てる栄養素。豊かな個性を磨いた先には、それぞれの道が拓(ひら)けるハズ!読みごたえタップリの100P長編「秘書室物語」を収録!!
「タケコさんの恋人」が「新・タケコさんの恋人」となって戻って参りました。新というだけあって前の「タケコさんの恋人」の続きなんですが、新タケコさんもますますパワーアップして仕事に恋にバリバリ頑張っておられました。
特にこの4巻では新人に人生指南をして開眼させるという、細木数子先生のような役目までこなし、社長秘書として英語はペラペラの美人(ちなみに社長もイイ人)、その上恋人は男前で優しく、住んでるお部屋もこれまたオサレという言うことナシのスーパーウーマンタケコさんです。
著者はOLにありそうな話を書いておられるのかもしれませんが、ありそうでないのが現実の辛いトコロ!エーン!これこそ本当に夢ダ・ヨ・ネ!と思わせる一冊です。世のOLの中で日曜日の朝から「今日はベッドの上でピクニック!」なんつって彼氏が料理作ってくれて、朝からワインで乾杯している方々がいらっしゃったらお目にかかりたいものです!
「新・タケコさんの恋人」は悩み多きOLに元気を与えてくれる本ですが、読後感に一抹の寂しさが漂うのはナゼでしょうか・・・。
新・タケコさんの恋人/望月玲子 講談社コミックスキス 価格(税込)410円
投稿者 hon-no-mushi : 1:59 PM | コメント (0) | トラックバック
『恋愛は少女マンガで教わった』横森理香

【内容紹介】
愛に生きてこそ女。耐えてこそ愛。貪るようにマンガを読み耽った少女にとって、それはまさに恋愛のバイブルだった―。「ベルサイユのばら」など42の名作マンガから学ぶ愛の形。(解説・槇村さとる)
確かに恋愛は少女マンガで教わりました。ハイ。教わったというか洗脳されたというか・・・。著者の言う通り、自分がちびすけの頃からおメメキラキラの足長外人美少年ばっかりマンガで読んでいたら、本当にそういう人がいるような気がして来てもおかしくないよね。でも居ないのヨ~だってココは日本だから。
そしてやっぱり次は外国映画俳優好きになる道を辿っておりました。昔の少女マンガの主人公って、ドジで地味!なのに→皆の憧れの男子に好かれ(ナゼ!?)→美人のライバルに苛められる、が!?→最後は美人のライバルにも好かれ(ナニッ!?)→憧れの男子とくっつく→ハッピーエンドが多かったような気がします。良く考えればこんなおいしい話あるわけナイと思うのですが、ちびすけの頃のハートにはズッギューンという感じでございました。お姫様願望か!?
こんなタナボタ話あるわけないね、と思いながらも今読んでもやっぱりしみじみ少女マンガは面白いのです。ツッコミ所も満載デス。
恋愛は少女マンガで教わった/横森理香 集英社文庫 価格(税込)480円
投稿者 hon-no-mushi : 11:15 AM | コメント (0) | トラックバック
January 16, 2005
『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー

大学時代に友達に勧められて読んだ『アクロイド殺し』。何となくタイトルが生々しくて怖い印象がありましたが、ミステリーなのでそれも当たり前か。名探偵エルキュール・ポアロシリーズはTVドラマも大好きで良く見ていました。ポアロ役のデヴィッド・スーシェが小説のポアロイメージにぴったりハマっていて、小説とドラマでこんなにイメージが合っているのもスゴイなと思った記憶があります。たまに3チャンネルでポアロの再放送をやっていますが、たまにではなく定番化して欲しいものです。あぁDVDが欲しい!
ポアロが灰色の脳細胞を使って難事件をどんどん解決していくのは言うまでもありませんが、話の中に出てくる人間模様や心情などが緻密に描かれていて、本当にあった出来事かのように思えてしまうスバラシさです!ただ登場人物が全部外国人なので(←当たり前!)名前を覚えるのが毎回大変です!本名と愛称が違ったりすると何度も登場人物紹介ページに戻って確認しないと誰が誰だかすぐに分からなくなってしまうので、一気読みが必要となります。
『アクロイド殺し』は犯人が誰なのか本当のホントに最後の4、5ページまでチラリとも分からず、誰だ誰なんだ~と熱中して最後まで読み終えてしまいました。そしてまた犯人が分かって驚愕!!今ではたくさん使われているトリックなのでしょうが、私は本当にヤラレタと思いました!!
『アクロイド殺し』が面白過ぎたせいで、それからポアロシリーズを読み漁り、残るはあと1冊となっております。私も登場人物の名前を1回で覚えられるぐらいの灰色の脳細胞が欲しいものです。『アクロイド殺し』名探偵好きにはたまらない面白さです!
アクロイド殺し/アガサ・クリスティー ハヤカワ文庫 価格(税込)714円
投稿者 hon-no-mushi : 7:02 PM | コメント (0) | トラックバック
January 15, 2005
『すべてがFになる』森博嗣

超人気作家となった某大学の先生が書いたミステリ。今では様々なシリーズが発売されていて、やはり途中から読んだ方が登場人物などの変遷が分かるのだが、これが全ての始まりの第一作目。
推理無しで読んでももちろん楽しいし、随所に現れる哲学的なレトリック。ほどよく感情移入したところに書かれていて、これがなんとも勝手に「俺ってカシコイ」感を高めてくれるのだ。もうだいぶ出版されてから年月が経っているが、全く色あせる事はない。UNIX使いには特におすすめの一冊。(文責/c:d)
すべてがFになる/森博嗣 講談社ノベルス 定価(税込)924円
投稿者 hon-no-mushi : 9:44 PM | コメント (0) | トラックバック
January 14, 2005
『できるかなV3』西原理恵子

「毎日かあさん」でもおなじみの西原かあさんの「できるかな」シリーズ第3弾。
【内容紹介】
脱税からホステス生活までサイバラ待望の新刊はさらに過激に!累計50万部以上のベストセラー『できるかな』シリーズ第3弾がついに登場!各方面に衝撃を与えた『脱税できるかな』、文字通り体を張った『ホステスできるかな』。この強カラインナップを中心に、ここ数年の波潤万丈のサイバラワールドがぎっしり。ゲストコラムも充実で、読み応えたっぷりの一冊です。
本の帯に「やりにげ御免!」とあるように、本当にとことんやってみて、どこまでも行ってみた内容になっておりました!スバラシイ!西原かあさんバンザイ!ここまで色々と暴露できる力強さに脱帽です。世の中はつくづくいいかげんに回っているんだなぁと思いましたが、西原かあさんは情深く強くそして面白く生命力に溢れていて、生きるってこういうことか!と思わせてしまう程のパワーがありました。
絵も味が出まくっていてステキです。西原かあさんこれからも頑張って!ワッショイ!
できるかなV3/西原理恵子著 扶桑社 定価(税込)1000円
投稿者 hon-no-mushi : 4:58 PM | コメント (0) | トラックバック
『輝夜姫』清水玲子

「月の子」に続くSF長編「輝夜姫」。
7、8年前に友達に借りて5巻ぐらいまで読んだのですが、その後本を借りる機会がなく、気付けばもう20巻以上刊行されておりました!
【内容紹介】
時は21世紀、日本の孤島で育てられた少年達が、再び島へ集められた。それは、彼らがたどる激動の運命のプロローグだった…!衝撃のSFロマン。
5巻までしか読んだ事が無いものの、続きが気になり突如22巻から購入開始!
10巻以上中抜きですが、そこは想像力でカバーしようと勢いで読み始めました。やはり途中を読んでいないせいか回想シーンなどでハテ???と思う事が多々ありましたが(←当たり前!)間を読んでいないくせに23、24巻辺りではかなりジーンとなってしまいました。スゴイ。
話の面白さと絵の上手さが加わってかなり読み応えがあり、友達にも貸したいと思うのですが、22巻からしか持っていないせいか誰も借りてくれません。ナゼ!!!話はだんだんとクライマックスに近づいて来ているようですが、途中を読まずしても最後まで読み続けたいと思います。中抜きでもとっても面白いヨ。
投稿者 hon-no-mushi : 11:58 AM | コメント (0) | トラックバック
January 13, 2005
『死の壁』養老孟司

前回「バカの壁」を読んでバカの壁にエイヤッとよじ登るぐらいしかできなかったワタクシですが、果敢にも「死の壁」を購入!
【内容案内】
逃げず、怖れず、考えた最終解答。ガンやSARSで騒ぐことはない。そもそも人間の死亡率は100%なのだから――。誰も必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題。死といかに向きあうべきか。なぜ人を殺してはいけないのか。生と死の境目はどこにあるのか。イラク戦争と大学紛争の関連性とは。死にまつわるさまざまなテーマを通じて、現代人が生きていくための知恵を考える。『バカの壁』に続く養老孟司の新潮新書第二弾。
「バカの壁」に比べると「死の壁」の方が少しだけ読みやすいような気がしました。誰にでも死ぬまでつきまとう「死」というものに対して、解剖学者ならではのスルドイ考察にウムウムとなりつつ読み終えました。が!!また1ヵ月後ぐらいに再度読んで理解を深めたいと思います。
「バカの壁」はエイヤッと乗り越えられないのに、「死の壁」だけポーンと簡単に乗り越えられてもそれはそれでコワイような気もしますが、今回もまた勉強になりました。
投稿者 hon-no-mushi : 2:56 PM | コメント (0) | トラックバック
『バカの壁』養老孟司

昨年バカ売れした「バカの壁」。
養老孟司先生の教えを聞こうと早速購入しました。
【内容紹介】
見えない「壁」がわかると世の中が見えてくる。気が楽になる。「話せばわかる」なんて大ウソ!イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世界の見方が分かってくる。
そういえばなぜか始めのうちからからこうだ!と思い込んでいる事って結構あるなぁ、英語が苦手とか数学がキライなどの苦手意識も、始めから苦手と決めつけているバカの壁なのかも!と思いつつ読み進めていくと、まず2章の「2. 脳の中の係数」でヤヤヤヤ!?となり「4. 万物流転、情報不変」でヨヨヨヨ!?となってしまいました。
やはりコレハ・・・。一読しただけでは私の脳はちゃんと理解できないのね、トホホ・・・。と思いつつ理解できなかった部分の再読にレッツトライ!バカの壁をエイヤッとよじ登って壁の向こう側を覗くには気合が必要です。
「バカの壁」内容をちゃんと理解できたかは分かりませんが(←この辺もバカの壁か!?)とても勉強になりました。
投稿者 hon-no-mushi : 2:21 PM | コメント (0) | トラックバック
January 12, 2005
『ヴァン・ヘルシング』スティーヴン・ソマーズ監督

「ヴァン・ヘルシング」公開当時からかなり気になっていましたが、友達にDVDを借りてやっと見ることが出来ました。
見始めてしょっぱなからハイテンション・ハイスピードで物語は進んで行きます。「あれ?アイツはどうなった?なんて考えているヒマはありません!」さすがはハムナプトラの監督が撮っただけの事はあります。話の全編が「terrible!!!trouble!!!」の連続でこっちもビックリドッキリビックリドッキリの連続です。
個人的にはハムナプトラの方が見た後によりスカッとして好きですが、これだけこれでもかこれでもかとてんこ盛りの映像が見られたので、いいんじゃないでしょうか。
ハテ?最後にアナ姫は死ぬ必要があったのか・・・?という疑問がちょっぴり残りましたが、力技で感動物語に持って行こうとた努力に脱帽!
ヴァン・ヘルシング コレクターズ・エディション/定価(税込)4,179円
投稿者 hon-no-mushi : 11:40 PM | コメント (2) | トラックバック
『クリスマスの4人』井上夢人

思えば高校生時代に友人に綾辻行人の館シリーズを勧められて以来、いわゆる広い意味でのミステリというものを読み続けている。今回は電車のなかづりでみかけた井上夢人のミステリ。かつては岡嶋二人だったんだよなあ。『クラインの壷』はそれが書かれた年代にも関わらず、今のネット社会の奇妙さを暗示していて傑作だと思う。
私は推理しない推理小説読みなのでトリックがすごいとか、緻密に計算されたアリバイが!などより、こんなトリックありえねーという方が好きなのです。エンタテインメントなんですから!今作も著者の得意技が炸裂したという感じで読後感もすっきりの快作だった。(文責/c:d)
クリスマスの4人/井上夢人 光文社文庫 定価(税込)600円
投稿者 hon-no-mushi : 9:25 PM | コメント (0) | トラックバック
『満月と血とキスと』シャーレイン・ハリス著・林啓恵訳

最近全く恋愛小説を読んでいない事に気づき、これじゃイカ~ン!と本屋さんでタイトルと表紙に惹かれて購入しました。
【内容紹介】
生まれてはじめての恋人はヴァンパイアだった!彼の血を吸うと、セクシーな魅力がみるみるアップして……。ヴァンパイアとの恋と殺人事件がからみあう新感覚ミステリー。アンソニー賞受賞作。
「~賞受賞作」とついているととりあえず何の賞だか知らないけれど、何だかスゴイような気がしてついつい買ってしいます。内容紹介にある「彼の血を吸うと、セクシーな魅力がみるみるアップして……。」という所が、いかにも海外作品という感じがしてヨシヨシと思いつつ読書スタート。
内容を読み進めていくとナルホド新感覚!特殊能力を持った主人公やヴァンパイア、最後には変身人間まで出てきてもう大変!こちらは今後も続編が出るのか、最後も続きを匂わせる終わり方でした。
主人公の働いているお店のマスターのサムが変身人間だったのにはオイッ!という感じでしたが(コレも新感覚!?)、「サムいつの間に犬に!」とツッコミを入れつつ読み終わりました。ツッコミどころ満載の新感覚ミステリーです(`3`)/
満月と血とキスと/シャーレイン・ハリス著・林啓恵訳 集英社文庫(海外) 定価(税込)750円
投稿者 hon-no-mushi : 3:30 PM | コメント (0) | トラックバック
『金のはさみのカニ』エルジェ作・川口恵子訳

タンタンの冒険旅行シリーズ18作目の『金のはさみのカニ』。タンタンの冒険旅行シリーズは翻訳までにかなり時間がかかるようで、前作が出てから次作までが3~5年は当たり前というファンには待ち遠しすぎる長さですが、毎回内容を読むと時間がかかる理由に納得です。
毎回登場人物がかますギャクや口癖が、本当に日本語の表現にぴったり当てはまっていて、これまたタンタンを読み終えた後に、「コンコンニャローのバーロー岬!」とハドック船長口調がついつい出てしまう面白さです。
タンタンシリーズは現在までに日本語に翻訳されているのが20巻となっています。
翻訳が全て完了してしまうのが寂しいような嬉しいような。
毎回読み終えてしまうのがもったいなくてちょっとずつ読もうと思いつつも、ストーリ展開の面白さに
ついつい最後まで一気読みしてしまうのですが・・・。
毎回新しく出てくる登場人物や、レギュラー陣のギャグが見逃せません。
特に『青い蓮』に出てきた日本軍の秘密工作員ミツヒラト(ネーミングも絶妙!日本人にいそうでいない。)の困った時の口癖「ありゃまフジヤマ!」は翻訳者の匠の技に感動致しました。ありがとう川口恵子さん!これからも翻訳頑張って下さい。
ちなみにタンタンの本に挟んであるハガキに感想を書いて送ると、タンタンのクリスマスカードが届いたりします!小学生の時に一度だけ感想を送ったのですが、未だにカードが送られて来ていてこれまた感動です。ありがとう福音館書店!これからも応援し続けます。
金のはさみのカニ/エルジェ作・川口恵子訳 福音館書店 定価1680円
投稿者 hon-no-mushi : 12:15 PM
January 11, 2005
『ハリセンボンの逆襲』椎名誠

今日から始めました「本のmushi」これまでに読んだ本を忘れない為に
ちょっとずつここに感想などを書いていこうと思います。
週間文春に毎週連載されているこの赤マントシリーズも今回で13冊目。
文庫になるのはいつも連載よりも3~4年遅れなのが残念ですが、
今回の『ハリセンボンの逆襲』もやっぱりしみじみ面白いです。
椎名誠の本を読み終わった後は、メールの文章などについつい
椎名誠口調が出てしまうのが困りますが、うるせい!いいのだワシワシ!
といった感じに、いつも一気に読み終えてしまい、また次回の文庫が
出るまでを待ち遠しく待ってております。
旅に出会いに食べ物に、次回はどんな話を聞かせてもらえるのか。
きっぱりとワクワクしながら待っているのれす!